Hello world!

何でもないものに愛着が湧いてしまうってことありませんか?

WordPress(ワードプレス)を使ってブログを作ると、
はじめに「hello world!」という記事が自動的に出来るように設定されています。

私はこの「hello world!」という言葉に愛着を持ってしまいました。

「hello world!」という記事。

大抵のサイトでは「これはサンプルの記事で不要なものです。削除しておきましょう。」と書かれています。

でも、私は消すのに躊躇してしまい、そのまま数日経ちました。ブログを更新するたびに「hello world!」というタイトルが横目に入り、消さなきゃなーと思いながら今に至ります。

何となく落ち着かないこの状況。スッキリしたいなと感じ、ならば「hello world!」に関するエッセイ記事を書いて、「hello world!」記事を残しておいてあげようという答えを出しました。

そこで、一つ疑問が湧いてきました。

最初に出来る記事のページのタイトルが
なぜ「hello world!」という言葉なんだろう。

インターネットは世界中に繋がっているから、「世界とあなたが繋がりましたよ」というメッセージなのかな?

はたまた、ワードプレスのコンセプトを表現する言葉なのかな?

というように何となく記事のタイトルの由来を予想していた私でした。

でも、実際のところはどうなんだろうと思い、いろいろ調べてみると、どうやら「hello world!」は、プログラミングの言語っぽいということが分かりました。

「hello world!」は、世界的に知られている言葉であり、
プログラミングという専門的な世界と繋がっている言葉でした。

iPhone や iPad に搭載されている機能で、「Siri(シリ)」というものがあります。端末に話しかけるだけで、メッセージの送信ができたり、電話をかけたり、自分が端末で行いたいことをサポートしてくれる機能です。

この「Siri(シリ)」に、「hello world!」と話しかけると、プログラミングのサンプルの文章を読み上げるそうです。

下記が「Siri(シリ)」が読み上げるプログラミング言語

main(){ printf(‘hello, world’); }

プログラマーの間では、“「Hello World」のプログラム” と言えば理解できるぐらい一般的なプログラミング言語のサンプルのようです。

何かを習得するときには、説明を聞いた後に「自分でもやってみる」ということが一番効率的です。プログラミングも同じで、プログラミング言語を学ぶには、実際にプログラムを自分で書き動作させてみるのが一番理解できます。

そして、プログラミングを動かすなら、表示結果は人間の分かる文章の方が分かりやすいですよね。そこで「Hello World」という言葉が選ばれたと言うわけです。でも、なぜ「Hello World」という言葉が選ばれたのかは、いろいろ調べてみましたが不明でした。

こんなに長い年月を過ぎても「Hello World」が、プログラミングのテスト用のフレーズとして使われているのはなぜだろう。という疑問が湧きましたが、それは“「Hello World」のプログラム” がとてもシンプルだからではないかと私は考えました。

“「Hello World」のプログラム” は、プログラムが実行できているか確認する為だけの言語です。言語を書くのも、確認するのも時間がかかりません。こっちの文章でも良くない?という考えすら浮かばない程すぐに終わる。だから「Hello World」というフレーズは、ずっと変化せずにプログラマーの入門言語として残ったのだと思います。

これまでの話から考えると、はじめのタイトルは「hello world!」という言葉でなくても良いということになります。
でも、言葉の意味を調べて、プログラミングというインターネット世界の裏側を少し知ることが出来た私としては、自分のブログの最初の記事が「hello world!」でよかったな感じました。

「hello world!」という言葉は、ブログを立ち上げれば出てくるただの言葉です。でもこの「hello world!」という言葉をインターネット上に出すためには、プログラミング言語が必要です。

私は、プログラマーさんがカチャカチャソースコードを打って、言葉を表示させるようにはできません。でも、私たちがブログを立ち上げることで、ソースコードが自動的に書かれ、プログラムがうまれたんだと思うと「hello world!」は、プログラムが人間の私たちに挨拶をしているのかもしれません。インターネットの世界に産まれました「こんにちは世界!」などという考えが浮かび、何だか可愛いなぁーとますます「hello world!」に愛着が湧いてしまいました。

プログラミングというと、プログラミングに関係のない人からすると、違う世界のことように感じます。また、私的にはどうしてもとっつきにくい分野でした。でも、「hello world!」という言葉の歴史を知ることで、ブログもプログラミングがつかわれているんだよな。という当たり前のことを再認識し、以前よりプログラミングというモノを身近に感じ、面白いなとも思いました。

プログラミングの知識がほとんど無くても、気軽にブログを立ち上げ、文章をインターネット上に公開できる時代を、私たちは生きています。でも、「hello world!」がタイトルになった背景を知ることで、このインターネットの壮大さをと、プログラミングの身近さを実感することができます。また「Siri(シリ)」という人工知能の遊び心から、プログラミングという専門分野の面白さを感じることが出来ました。

何でもないモノに持つ愛着は、新しい世界への扉。

「hello world!」がサイト上に出来上がると、おー出来た 出来た と
サイトが立ち上がったという満足感を得ているのは私だけではないはずです。

私はここで、消すのに躊躇してしまいました。

コンピューター言語から書き出された人間の言葉「hello world!」。

その言葉のおかげで私は、普段は調べることがない分野を調べることになりました。結果として、これはとても楽しい作業となりました。

ちょっとした心のひっかかり、何でもないことへの関心は、少し面白いことへと続く入口なのかもしれません。

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