RGB と CMYK の違いとは?印刷物をイメージ通りに依頼する方法。

※アメブロの記事を転記しました

おはようございます。

商品企画・グラフィックデザインの業務をしている
兼業主婦の まどか です。

昨日、アクセス解析を見てびっくり。
急にアクセスが増えていたので不思議に思い
リンク元などを調べてみました。

すると。。。

ありがたいことに
私のサイトへのリンクを貼って下さった方が!
どうもありがとうございますMANAさん。

お礼も込めまして、
MANAさんから以前リクエストがあった
デザイン関係の記事を少し早めに
アップしようと思います。

MANAさんは今年に入ってから業務の一つに
看板、ポスター、DMなどを作る
という作業が増えたそう。

デザイナーにデザインをお願いする
担当者にもなったそう。
↑間違った解釈でしたらご一報くださいませ。

そこで、お仕事の為にMANAさんは
色彩についてのお勉強もスタートされているそうです。

そこで、今回はMANAさんの為に
まず色についての記事を書いてみることにします。

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真っ赤なりんご、青い空、白い雲。
私たちの生きている世界には色が存在します。
でも、そもそも色とはなんでしょうか?

まず最初に、物体の色は物体そのモノに
固有の色がついている訳ではありません。

物体の色は
太陽などの光源から物体に届いた光のうち、
物体が吸収せずに反射した光の色なのです。

ですから物体の色の存在には
『光』『視覚(動物の眼と脳)』の機能が必要となります。

また、光源と呼ばれる太陽や電球は、
それ自体が光を放っています。

光源を見ているときは、
光源から出た光が直接『瞳』に入ります。

ですから
光源から出る波長が決まれば、
眼で見える色が決まるという訳です。
例えば、波長660 nmの光を出す光源は赤色に見えます。

つまり、私たちが色を見ることが出来るのは、
光源を見る時か、光で照らし出された物体を見る時です。

そこで出てくるのが『光の三原色』と『色の三原色』

『光の三原色』は合わせると白くなる
『色の三原色』は合わせると黒くなる
ということを耳にしたことがあるかもしれません。

でもなぜそうなるのでしょう?
例を出しながらまずは簡単に説明していきます。

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『光の三原色』…R:レッド G:グリーン B:ブルー。

例:光源・パソコン・舞台のライトなど

例えば、青い光は光源から青に見える波長以外の波長を
何かに吸収させたり、乱反射させたりして除くことで、
青の波長のみを残しています。

青の波長だけが私たちの目に届くことで
青い光と認識させている訳です。

また、複数の波長を目に届かせると、
結果的に混ざった色に見えるようになります。

この時、見える波長が増えるのと同時に
見えない波長が減るということになります。

では青の光に赤の光を混ぜると、
今まで含まれていなかった、
赤の波長も目に届く状態になります。

今まで含まれていなかった波長を
含むようになるということは、
色単体の時よりも、
目に届く波長の量が多くなるということです。

波長の量が多くなるということは、光の量が多くなり
結果として明るく見えるということになります。

では、更に色を混ぜていくとどうなるでしょう?

最終的には
全ての波長が目に届くということになりますね。
結果として太陽のような色のない光になります。

これを「加法混色」といいます。

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『色の三原色』…C:シアン M:マゼンタ Y:イエロー

例:絵の具・印刷用インク(CMYK)・

例えば、青色の絵の具は
光源の中から青の波長のみを反射し、
他の波長は吸収してしまいます。

人の目には反射された青の波長のみが認識され、
結果的に青色に見えるだけなのです。

では、青色の絵の具に赤を混ぜてみます。
今まで吸収されていた、赤の波長も目に届くようになります。
複数の波長が反射して見えるので、
結果的に混ざった色に見えるようにります。

この時、見える波長が増えるのと同時に、
吸収する色の幅も増えるということになります。

青色の絵の具は赤の波長を吸収し、
赤色の絵の具は青の波長を吸収するので、
お互い反射するはずの波長をも
吸収し合うことになります。

結果、色単体の時よりも
波長の跳ね返りは減少します。

波長の量が減少するということは、
光の量が減少するので、
結果として暗く見えるということになります。

これを「減法混色」といいます。

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ふー。。。
長くなってしまった(o´ ∀`o )

以上を踏まえて、やっと本題に入れます。

いきなり結論を言いますと
私たちは自然界にある色のすべてを
パソコンでも印刷物でも表現することはできません。

私たちは物を作る、または色をつくる時、
それぞれの限られた領域内の色しか
扱うことができないからです。

しかし、
RGBカラースペースは、
CMYKカラースペースよりも
その表現の領域が広いです。

よって、
RGBカラーのデータをCMYKカラーに変換すると、
一般的にはくすんでしまったようになります。
CMYKでは表現しきれない色があるからです。

パソコンやカメラで見ていた綺麗なオレンジ色が
家のプリンターで印刷したら茶色っぽく見えた
なんていうことが起こるのはこの為です。

RGBカラーはCMYKカラーでは扱えないので
CMYKカラーの最も近い色に
置き換えられてしまいます。

印刷物の制作をしている会社やデザイン事務所では
その際、CMYKに置き換えた写真の加工によって
実物の色、またはイメージに
極力近づけるようにしています。

この加工作業は、
カメラマンさんがする場合や
デザイナーや写真加工のオペレーターが
する場合など、会社・個人によって違ってきます。

写真に対して全く無頓着な会社もありますし
写真の加工代を追加料金として
払わなければいけない場合もあるので

写真にこだわりたい印刷物の場合は特に
はじめに確認しておいた方が良いかと思います

サンプルは出してくれるはずなので
最終的な印刷物のイメージが違ったことになる
という問題は、それ程ないとは思いますが…
何事も確認してミスなしです…笑

また、印刷物の制作をしている会社や
デザイン事務所では

写真のように
カラーチップを持ているところが
ほとんどだと思います。

なので
見せて欲しいと頼んでみても
良いと思います。

買うには少々お高いので

自分で用意する際は
雑誌やパンフレットの紙切れを
現物見本として手渡しても十分です。

また、補足ですが
色の三原色はシアン・マゼンタ・イエローで
合わせると黒になりますが、

実際の印刷では、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック
の4色が使用されていることがほとんどです。
会社のプリンター見てみてください。

シアン・マゼンタ・イエローのインクを
全て混ぜても黒くはなりますが
少しぼやっとした黒になってしまいます。

また、CMYKの4色を掛け合わせるため、
見当ズレ(紙の収縮によって起こる僅かなズレ)が起こりやすく、
細かい文字や細い線には不向きです。

K(黒インク)100%で表現される黒のことを
スミベタ(K100%)といいます。

4色をかけあわせて作成した黒を
リッチブラックといいます。

一般的には、スミベタよりもリッチブラックの方が、
美しくしっとりしたキュッと締まりのある黒に
仕上がるといわれています。

見当ズレのリスクやイメージの表現との擦りあいで
使い分けしていくことが多いですけどね。

色には様々な種類がありますが
実は黒にもいろいろな種類がある印刷物。
ちょっと頭の片隅にでも入れておいてはどうでしょう。

書きたいこと、書きたいだけ書いたので
また内容修正するか別記事に
まとめたりしたいと思います。

では長くなりましたが
読んでくださりありがとうございました。

ではまた( ´ ▽ ` )ノ

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